クリスマスの想い出
今では信じられないことですが
私が子供の頃、毎年のクリスマスシーズンには
アメリカ人のサンタクロースがオープンカーに乗り、
ゲート通りを「メリークリスマス!」と叫びながら
お菓子を豆まきのようにばらまきながら進んでいました。
たしか1970 年代前半頃。
もちろん私たちきょうだいは、
どこまでも追いかけて行ったものです(笑)
お菓子もさることながら
一緒についていた見たこともないおもちゃに大興奮!
目玉の部分がまわるお魚のおもちゃは
今でも目に浮かぶほど。
そして、本物のもみの木をルーフにくくりつけて
運ぶクルマに目が釘付けになったり、
スパイスとドライフルーツたっぷりのクリスマスプディングを
初めて食べて泣きそうになったことなど(あまりのまずさに。 笑)
クリスマスは私にとって、あこがれとドキドキとスパイスの香り。
両親がお洒落して出かけて行ったベースのパーティーも
クリスマスシーズンでした。
普段はしない、パールのネックレスなどを母がつけているのを見て
なんだか不安になり、
「早く帰ってきてね」と
何度も念を押したのを覚えています。
コザの人間は、多かれ少なかれ、自分だけの
クリスマスシーンをもっているのかもしれません。
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