2012年03月22日
バルサミコ酢
バルサミコ酢。
イタリア特産のぶどうが原料の果実酢。
熟成年数によって複雑な味わいのある酢に変化します。
上品な香りとやわらかな酸味とコク。
なにより特徴的なのは、そのまろやかな甘みでしょう。
意外に知られていないのが、効能。
豊富に含まれるポリフェノールが、活性酸素を除去。
また、赤血球の膜が固くなるのを防ぎ、血液サラサラに。
美肌に欠かせないコラーゲンの再生を促す働きも。
よくお客さまに聞かれるのが、使い方です。
まずは、オリーブオイルと3:1で合わせ、塩少々。
ニンニクのすりおろしをちょっと入れると、
美味しいドレッシングの出来上がり。
カレーやハヤシライスに少し入れると、甘みとコクが。
お肉を焼いたあとのフライパンにバルサミコ酢をいれて
焦げ目や旨味をこそげとるように混ぜ、とろみがつくまで
煮詰めて、バターとお醤油を少々。
塩、胡椒で味を調えると、立派なソースの完成です。
お肉にかけていただきましょう。
みりん代わりに使うのもおすすめ。
たとえば生姜焼きとかにも。
酸味がプラスされるので、さっぱりとした味わいになります。
それなのに、どうしても余ってしまう、という声も。
そういう時は、小鍋にあけて中火で煮詰めてしまいましょう。
約半量になったら出来上がり。
お肉やお魚料理の上に、スプーンですくったバルサミコ酢を
レストランの仕上げのソースのように自由に描いて。
なんだかプロっぽくて気分がいいですよ(笑)
煮詰めたバルサミコ酢は、バニラアイスにも合うようです。
実は私、煮詰めたこのソースが大好き。
ちょっと甘みと旨味がほしいとき、
これをかけると、ほとんど劇的に料理が変わります。
ちょっと冒険ですが、炒飯にかけてもいけますよ(笑)
Posted by まさこジャクソン at 00:49
│食材